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いろいろ思う。働くママ編

先日、asahi.comから、アエラの記事「育児時短勤務はわがまま?」を読んで、ちょっとショックだった。日本の働くママは、なんて理不尽な扱いを受けているのだろう。子どもがいるというだけど、戦力外のレッテルを貼られ、いくらがんばったって、まっとうな評価をしてもらえないのでは、働く女性が、子どもが欲しいなんて思えないでしょ。記事の内容が、すべての職場に通じる訳ではないけれど、女性の待遇のいい職場を探すのは大変なんだなあ、と思ってしまった。ママがえるは研究という仕事をしているけれど、実は、この研究職、アカデミー職とも言うが、これも随分保守的です。女性の教授がどれだけいますか?特に、理科系。ママがえるは、たまたま研究が好きで、あまり将来の採算性を考えずに、博士号までとってしまった。博士号をとった後で、気が付いたんです、私の職業って???なんとか、ポスドクという職にありついたけど、これも、いつまで続けられるやら・・・ちょっと、横道にそれましたが、ママがえるの場合、あまり一般社会を知らないので、ちょっと、偏見も入ってしまうが、アメリカの場合(ママがえるの周りの場合)働くママは、子供が生まれる前も後も同じような気がする。待遇に差はない。アメリカの方が、何でものんびりしている感じがするので、働くママたちも悲壮感が感じられない。仕事も楽しむし、子育ても楽しむ。仕事の時間だってフレシキブル。朝、早くから初めて、夕方早くに帰っていく。家族と一緒にいる時間も大切にしているように感じる。それに、出勤できなくても、家でも仕事が出来るのであれば、それも許される所がある。日本のように、みんな同じようにしなければならない、ってのがないから、自分のスタイルに合わせることが出来るから働きやすいのだろう。
それから、働くママには、家族のサポートって重要だなあ、と感じました。それは、日本でも、アメリカでも。かえる家は、海外にいるので仕方ないが、(それでも、子かえる達が生まれた時は、ママがえるの母に日本から、わざわざ手伝いに来ていただきました。)アメリカでも、家族にサポートしてもらっている人も随分いるような気がする。職場のセンターの秘書さんが双子を産んで、仕事に復帰した時も、週に2回双子ちゃんを保育園に預けて、残りの日は、お母さんに見てもらっている。子かえる達のクラスメイトの一人は「グランマ・デー」があって、おばあちゃんと一日一緒に過ごしているらしい。
また、ご主人の協力も、アメリカはすごいなあ・・・と思う。よく、子育てに参加している。子どもの送り迎えをしているパパもいる。散歩に連れて行ったり、家事を手伝ったり。週末、公園に行くと、パパが子ども達を連れてきている。ママは???きっと、その間、自分の時間を持っているんでしょう。パパがえるも、家に帰ったら、ちょっと休憩、なんてしないで、みんなのお弁当箱を率先して洗ってくれる。アメリカのパパは、育児に参加しているから、働くママ達を理解できるし、出産前後で待遇を変えるってことはしないんだと思う。やはり、社会が、子育てが大切、と思えなければ、いつまでたっても、女性の働きやすい環境にはならないんじゃないか、と感じてしまった。会社の偉いさん達、もうちょっと、柔軟な対応で、女性が働くことを応援して欲しいよね。会社の偉いさん達の娘や孫娘が働くママで理不尽な使いを受けたら、怒るでしょ。
by kaerunokosodate | 2005-11-15 07:34
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