頭のいい子供の作り方?

ごまさんのブログデキる子は「出来方」が違うで、面白い論文を教えてもらった。Nature(March 30)に載っている「Intellectual ability and cortical development in children and adolescents」ママがえる、読んじゃいました。だって、子かえる達の将来に関わるでしょう。
この論文は、現象:頭のいい子は大脳前頭葉の発達速度(大脳皮質の厚みの変化)が違う、と言う報告で(これだけでもすごいんだけど)、でも、どうしてこの違いが起きるかは分かっていない。頭のいい子のアタマは、何が違うのか、随分議論を呼んできた。アタマの大きさが違う?大脳皮質の厚さが違う?でも、これらの結果は差が出なかった。そういう点で、この論文は、頭のいい子のアタマはやっぱり違う、と示している所が新しいと思う。また、論分のsupplementary dataにいろいろ詳しい情報が書いてある。その中で面白いな、と思ったのは男女間では差がないこと、また、左利き・両利きの割合は差がないこと。そして、親の社会力・経済力が影響すること。実験方法で気になったのは、同じ人物を何年も調査していたのかなあ??論文のグラフには標準偏差が示していないので、どんな統計処理をしたんだろう?それに、論文のグラフでは7歳から19歳までの調査の記録が載っている。と言うことは12年。もし、12年前にこのプロジェクトを始めていたんだから、すごいなあ・・・と思ってしまった。
ごまさんのこのエントリーをトラックバックしていたまこさんのブログ、どうしたら頭の良い子になるの?でまこさんのご主人、博士が「博物館や美術館に行くから勉強に関心を持つのではなく、親が教育に関心があると、自然に子供も勉強するようになるのではないか。」と指摘している。確かに、親が教育に関心があると、子供に環境を用意する。例えば、博物館に連れて行くとか、習い事をさせるとか、子供の興味のあることを伸ばすために、何かすると思う。それで、前述の論文だけど、この大脳前頭葉の発達速度の違いは、遺伝子的に制御されているのか、環境因子の関与が大きいのか。論文では、触れていなかったけど、遺伝子だったら、嫌だなあ。何か、自分の運命って,すでにもう決まっている感じがするじゃない。
本当は、この号のNatureに載っていた、他の論文、「Reverse replay of behavioural sequences in hippocampal place cells during the awake state」に興味があったんですけど。この論文は、記憶のメカニズムについての論文。記憶力強化に役に立つかなあ?と思って。ちなみに、両方の論文は、ママがえるの分野外。そんな暇があったら、自分の分野関連の論文を読め!だよね。
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by kaerunokosodate | 2006-04-21 03:43 | 子かえる達
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