アメリカも日本も、いい所、悪い所があって、どっちもどっち。なかなかどちらか一方を選ぶのは難しいものである。
かえる家の場合、ママがえるの独断と偏見により アメリカの方がいいと思えること。 仕事・研究。パパがえるがこちらでテニュアトラックを取れたら、今まで築き上げた研究を続けられる。また、独立である。つまり、上の教授の下庇護される、働かされることなく、自分の世界が作れる。 広い家に住める。それも、広い庭付き。手入れをするのが大変なので、そんなに広い家には住みたくないけど、あこがれる。家庭菜園をしたいママがえるにとっては、庭は魅力的。 子かえる達の教育。いろいろなメディアから想像する最近の日本人の子供は、もやしっ子みたい。また、日本人の価値観の勉強さえ出来れば、と言うのもママがえるは相容れない物がある。アメリカの優等生は勉強以外にも、スポーツ・音楽・リーダーシップ等々、いろいろな要素を要求されるし、そのように総合的に育てている。 情報の制限。特に子かえる達に関して、余計な情報、過激な情報をシャットアウトしやすい。親がえるが子かえる達に対してかなり情報操作はしている。ありすぎて振り回されるより今の子かえる達にはいいかなあ、と思う。 日本がいいと思えること 仕事・研究。もし、期限付きでも助手以上で帰れたら、ちょっとは安泰?!将来に対して、無職になる、と言う不安の軽減。 食事。おいしいものが食べられる。特に魚。また、日本人の体質にあったダイエット。日本食が日本人の体に合っていると思う。それを、子かえる達に受け継がせることが出来る。 日本語・日本文化の伝承。日本にいるから伝えやすい。言葉だけではなく、わび・さびのような日本人独特の感じ方も身につけることができやすい。 親・親族の問題。やはり遠い海の向こうよりは、近い方がお互い心強い。親の老後問題は避けて通れない。 アメリカの方がよくないと思えること(日本がいいと思えることの加えて) 仕事・研究。パパがえるがテニュアトラックを取れたら、独立出来ていいのだが、テニュアを取るその後数年間も、また厳しい。うまくいかなければ、また無職、と言う恐怖感・不安感。 金銭面。老後の資金だけではなく、教育費、住宅購入等々のファイナンシャルなことの知識がなさ過ぎ。それを英語で全部勉強していかないと、最低限の老後が暮らせるか、不安だろうなあ。それに、今は仕事が保証されているから安心だけど、無職になった時、失業保険もないし退職金もないし。単位の換算が難しいように、金額の感覚・換算が難しい。 日本の方がよくないと思えること(アメリカの方がいいと思えることに加えて) 人混み。ママがえる、あまり人混みが好きじゃありません。ボストンでも、もう十分、ましては日本なんて・・・ごみごみしすぎて、耐えられるか?! 病院の待ち時間。アメリカがいい医療だとは思わないけど、予約制で診察してもらえるのが嬉しい。子供がいて、長い間待たされるのは辛いと思う。 いろいろ批判的にいい所、悪い所をあげてみても、アメリカに住むと言うことは、ビザ問題も含めて、外国人として「住まさせてください。」って卑屈な感じがしなくもない。日本に帰るのかなあ・・・といろいろその気になってきたら、日本人なんだもの、日本に住むのも悪くないんじゃない?住めば都だもの、と思える今日この頃。 ■
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by kaerunokosodate
| 2007-01-31 03:55
| 仕事・研究
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